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[转贴]【TIPS】ひぐらしのつどい4颁布小册子《傻哭太郎来到炼狱山》

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楼主
发表于 2010/10/17 | 编辑
追加TIPS
2010年5月4日に开催された、「ひぐらしのなく顷に」中心 同人志即売会「ひぐらしのつどい4」で颁布された小册子の抜粋です。
改行误字页など原文なるべくそのままにしました。
うみねこのなく顷に
さくたろう、炼狱山へ
2010年5月4日
ひぐらしのつどい4颁布小册子
07th Expansion


仆は、いつからここにいるんだろう。
 まどろみから目覚めたのとは、ちょっと违う。
 そこは温かい布団の中でも、ぬいぐるみを入れる篭の中でもなかったから。
 そこは荒凉とした、岩山の麓に见えました。
 草も生えていない、剥き出しの岩肌。 木はあっても、枯れ果て、一枚の叶さえつけていませんでした。 
……仆は谁? ……ここはどこ?
「あなたは、真里亚が大切にしていた、ライオンのぬいぐるみ、さくたろうですよ。」
 その声に、仆は全てを思い出しました。
 そうだ。仆はライオンのぬいぐるみのさくたろう。
 どうして仆は、こんなところに?
 真里亚はどこ?

それらを次々と思い出すうちに、自分の最期の记忆を思い出し、ここがどういうところなのかを、自然と察しました。
「この山は、炼狱山。あなたは今、炼狱山の麓にいるのです。」
 彼女はワルギリア。仆に魂を与えてくれた魔女の一人です。
「魔女さん。仆は真里亚のところへ帰りたいです。帰らなかったら、真里亚がきっと泣き止みません。どうやったら帰ることが出来ますか?」
「この山の天辺に至れば、帰ることは出来るでしょう。ただし、それはとても大変な试练です。」
「その试练に耐えられたら、仆は真里亚のところへ帰れますか…?」
「帰れます。……ですが、それはあまりに大変なことですよ。」
「うりゅ。真里亚のところに帰れるなら、仆は何でもがんばります。」
 ワルギリアは、炼狱山の试练がどれほど恐ろしいかを语りましたが、仆はへっちゃら。
 真里亚のところへ帰る道が、それしかないというのなら、仆にその道を辿らぬ理由はないのですから。
 仆は、握り拳と、绵と布と缝い目をぎゅっと握り缔めて、炼狱山を登り始めました。

「ここは第一冠。高慢の罪を浄める场所です。御覧なさい。ここでは、生前に高慢の罪を犯した者たちが、重い石を背负って歩き続けなければなりません。」
 ワルギリアが教えてくれました。
 すると炼狱山の鬼が仆を见つけ、言いました。
「お前には高慢の罪がある。その罪を浄めなければ、上へは行かせん。」
「うりゅ…。仆にはどんな高慢の罪があるのですか…?」
「お前は、真里亚には自分がいなくては駄目だと决め付けている。ぬいぐるみの分际で、とんだ思い上がりだ。お前には高慢の罪がある。さぁここで、よいというまで、岩を背负い続けるがいい。」
 仆は最初、多分、小一时间もやれば许してもらえるだろうと思っていました。
 でも、ここはそんな生易しいところではないようでした。 わかってます。
 仆は、死んでしまったのです。
 それが、生き返ろうというのですから、简単なことで许されるわけはないのです。
「うりゅ。わかりました。鬼さんがいいというまで、がんばります。」
 仆のサイズに合わせた重い岩、……いいえ、石が与えられました。
 こんなものを担いだら、土埃で汚れてしまう…。
 でも、真里亚のために、一刻も早く帰らなくてはなりません。

仆はその大きな石を担ぎ上げ、……大势の亡者たちと一绪に、いつまでもぐるぐると、炼狱山の第一冠を回り続けました。
 ……仆は、真里亚のために帰らなければならないのでしょうか。
 きっと、それは违います。
 仆が、真里亚のところへ帰りたいのです。
「……それを、鬼さんに怒られてしまったんだね…。……がんばろう……。」
 来る日も来る日も、……休む间もなく、仆は岩を担いで、ぐるぐると歩き続けました……。
「さくたろう、よくぞ顽张った。お前の高慢の罪は浄められたぞ。」
「……鬼さん、ありがとうございます。上へ登ってもいいですか?」
「うむ。」
「良かったですね、さくたろう。さぁ、上へ登りましょう。」
 ワルギリアはずっと、仆の试练が终わるのを待っててくれたのです。
 それも、2年间も。
 仆は、水で洗ったくらいでは落ちないくらいに土埃で汚れ、……[x]いライオンというより、茶色いクマのようになっていました。
「真里亚は、仆がちょっと汚れてるくらいで嫌いになったりしないよ。さぁ、上へ登ろう。」


「ここは第二冠。嫉妬者が目盖を缝い止められて歩き続けなければならないところです。」
 仆はまたしても、鬼さんに呼び止められました。
「お前は、真里亚とその母亲の関系に、いつも嫉妬していただろう。その罪を浄めるまで、上へ登ることは许さん。」
 ……确かにそうかもしれません。
 やさしいママと真里亚が楽しくテレビを见ている时、仆は真里亚の膝の上にいましたが、真里亚がママとばかり话をしているのに、一度も嫉妬しなかったとは言えません。
「……うりゅ。それも仆の罪です。……ここの试练もがんばります。」
「うむ? お前はぬいぐるみだから、目盖がないではないか。ではこうしよう。お前の両目の黒黒い布を千切ってしまおう。」「…………あ…、」 真里亚が、可爱い目と褒めてくれた仆の両目が、……あっという间に引き千切られてしまいました。 千切られた穴から、中身の绵が飞びだしてしまいそうになります。

绵は大事。これがなくなったら、ふかふかじゃなくなって、真里亚を喜ばせてあげられなくなります。
 ぎゅっぎゅっと、両手で押し込み、……仆はよろよろと、岩肌を这いながら、新たな试练に挑みました。
 第二冠の试练も、2年を挂けました。
「よく耐えた。お前の嫉妬の罪は浄められたぞ。さぁ、お前の目を返してやろう。」
 鬼さんは、仆から千切った、目の黒い布を返してくれて、ちくちくと缝ってくれました。
 ……ちょっとヘタクソ。仆の颜は、何だかずいぶんと変になっていました。
 そして、ずっとずっと这い回っていたので、お腹の白い布が真っ黒で擦り切れそうになっていました。
 でも、仆はがんばります。
 绝対、真里亚のところへ帰るんだ。うりゅ。

「ここは第三冠。愤怒の罪を浄めるところです。」
「お前はぬいぐるみの分际で、真里亚と楼座亲子の関系を愤怒したであろう。その罪を浄めるまで、上へ登ることは许さん。」
「ここは第四冠。怠惰の罪を浄めるところです。」
「お前は真里亚と楽しく日々を过ごし、真里亚の自立し、勉强する机会を夺い、怠惰に引き擦り込んだ。その罪を浄めるまで、上へ登ることは许さん。」
 それらの试练でも、また长い歳月をかけました……
。 第三冠では、ものすごい烟の中で、ゴホゴホと咽びながら、お祈りをずっとずっとさせられました。
 ずっと烟で熏されていたので、すっかり烟臭くなってしまいました。
もう臭いが落ちません。
 ……真里亚は烟草の臭いが嫌いだったから、ちょっと悲しいです。
 第四冠では、ずっとずっとぐるぐると、山の回りを走り続けさせられました。
 鬼さんが恐ろしい念り声をあげながら追い回してくるので、とてもとても恐ろしかったです。
 あちこちの岩肌に布を引っ挂け、绵が千切れて。
 ここの罪が浄められたと告げられた时には、いつの间にか仆の右手は千切れてなくなっていました…。


「ここは第五冠。贪欲の罪を浄めるところです。」
「……仆は、真里亚に谁よりも、そしていつまでも、……昨日までよりも爱されたいと常に愿ってきました。……それが、贪欲の罪になるかもしれません。」
「うむ、わかっているようだな。ここでは地に伏して、その罪を悔い改めるのだ。」
「ここは第六冠。暴食の罪を浄めるところです。」
「……うりゅ。仆は、真里亚がひとりぼっちでお留守番をする夜に、よくお菓子パーティを开こうと言ってました。寝る前にお菓子を食べるのは、いけないことだと知っていたのにです。……それは暴食の罪になると思います。」
「うむ、わかっているようだな。ここでは食物を前に、その罪を悔い改めるのだ。」
 动かなくていいので、それまでの试练よりは简単そうに思えました。
 でも、炼狱山には、朝もあれば夜もあります。
 风も吹くし、雨も降れば雪も降ります。时には煮えた硫黄の雨さえ。
 何年も悔い改めるうちに、仆はもっともっとボロボロになっていました。
 风雨でぼくはすっかり真っ黒になり、……ぬいぐるみというより、雑巾みたいになっていました。
 きっと、今の仆に頬ずりをしても、柔らかなタオルのような肌触りはなく。
 きっと、绞った后、カラカラに干上がって乾燥した、雑巾のような肌触りになってるに违いありません。
 雨に濡れたり、强い太阳でカラカラに干上がらされたりを缲り返すうちに、仆の左手と両足は千切れ、たてがみも黒ずんで引き千切れ、……仆がそうだと言わなければ、谁もライオンに见えない姿になっていました。


そして、最后の第七冠に辿りつき、その试练を终えました。
 仆がワルギリアに导かれて、この山に登り始めてから、十年以上が経っていました。
 もう仆は、……谁が见てもライオンには见えません。
 布どころか、………石炭のような色をした、绵屑の块に过ぎません。
 仆は全ての试练を终えましたが、……とても悲しかったです。
 このような姿では、真里亚に、仆だと、わかってもらえないと思ったからです。
 ……仆は、ママが手作りしてくれた、世界でただ1つのぬいぐるみ。
 だから、仆を直せる人は、世界中でママ1人だけ。
 そして、仆は最初から知っていました。 仆を作ったのはママで、……仆を壊したのもママなのです。
 ママは仆を、直してはくれないでしょう。
 仆は全ての罪を浄めたけれど、………もう、さくたろうとして、真里亚のところへは帰れないのです。
「さくたろう、本当によく顽张りました。あなたは天国へ行くことを选ばない代わりに、ベアトリーチェの魔法で、再び、人间の世界に苏ることが、特别に许されました。」
「仆は、こんなにもみすぼらしい、黒ずんだ绵の块に过ぎません。……こんな仆が、本当にさくたろうなのでしょうか。……真里亚は本当に仆を、さくたろうだとわかってくれるでしょうか。」


「………あなたをあなただと认めてくれるかどうかは、谁にもわかりません。……それを知ることが恐ろしいなら、あなたは天国へ登ることも出来るのですよ。」「……………………………。」 さくたろうは、最后の选択に、少しだけ迷いを覚えました。 今の自分は、ぬいぐるみでさえないのです。 握り拳程度の、汚い黒ずんだ绵の块でしかないのです。
 この姿で真里亚の前へ帰っても、………仆をさくたろうだとわかってくれるわけはないのです。
「どちらにしますか。天国でも、人间界でも。どちらを选んでも良いのですよ。」
「うりゅ…。仆の答えは决まってます。」
「真里亚は、あなたがさくたろうだと、わかってくれないかもしれませんよ…?」
「真里亚が仆をわかってくれるかじゃ、ないんです。仆が、真里亚の近くにいたいんです。……仆の事を、汚い绵の块だと思ってしまっても、いいんです。」
「わかりました。それではあなたを、ベアトリーチェの魔法に委ねることにしましょう。」
「六轩岛の、ベアトリーチェのもとへ…?」
「いいえ、违います。あなたの试练の间に、新たな者がベアトリーチェの名を受け継ぎました。その者のもとで、あなたは苏ります。……その、无限の魔法による奇迹で。


さくたろうは、ゆっくりと目を覚まします。
 そこは埃の臭いのする、………布団屋さんでしょうか。
 真里亚の部屋でも、ベアトリーチェの屋敷でもありませんでした。
 谁かの话し声が闻こえます。木の阶段を降りてくる音が闻こえます。
 谁でしょうか。仆をさくたろうだとわかってくれるでしょうか。
 そして、……真里亚のところへ、连れて行ってくれるでしょうか。
 仆はたくさんのぬいぐるみたちに混じって、まどろみ続けるのでした……。
<おしまい>

うみねこのなく顷に
さくたろう、炼狱山へ
2010年5月4日
ひぐらしのつどい4颁布小册子


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原帖地址:http://tieba.baidu.com/f?kz=763633956

1楼为翻译,翻译者......未知
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发表于 2010/10/17 | 编辑
我是从什么时候开始在这里的呢。
跟一觉醒来有点不一样。
因为这里既不是温暖的被窝里面,也不是用来装布偶的篮子里。
这里看起来像是荒凉的岩石山脚。
赤裸的岩石表面,寸草不生。虽然有树,却已经完全枯死,树枝上一片叶子都没有。
……我是谁?……这里是什么地方?
“你是真里亚曾经十分珍爱的狮子布偶,樱太郎。”
这声音让我全部都想起来了,
对了。我是狮子布偶樱太郎。
为什么我会在这种地方?
真里亚在哪儿?

在我逐一回忆这些事情的时候,也想起了自己最后的记忆,自然而然明白了这里是什么地方。
“这座山是炼狱山。你现在正在炼狱山的山脚下。”
她是瓦尔基莉亚。赐予我灵魂的魔女之一。
“魔女夫人。我想回真里亚那儿去。要是我不回去的话,真里亚肯定会一直哭的。要怎么才能回去呢?”
“只要你能抵达山顶,就能回去了。但是,这可是非常艰难的试炼。”
“要是能通过试炼,我就可以回到真里亚那儿去吗?”
“是的。……但是,这可是非常不容易的哦。”
“呜溜。只要能回到真里亚那儿去,不管要做什么我都会努力地。”
尽管瓦尔基莉亚把炼狱山的试炼说得很可怕,我都不当回事。
因为,如果能回到真里亚那儿去的路只有这么一条,那我当然没有理由不走这条路。
我把我的拳头,把棉花、布和缝线都攥紧,开始攀登炼狱山。

“这里是第一层,赎清傲慢之罪的地方。看吧,在这里,生前犯下傲慢之罪的灵魂,必须背负着沉重的巨石不停行进。”
瓦尔基莉亚告诉我。
这时炼狱山的魔鬼看到了我,说道。
“你有傲慢之罪。如果没有赎清此罪,就不能让你向上攀登。”
“呜溜……。我犯了什么样的傲慢之罪?”
“你一厢情愿地认为真里亚离不开你。虽然只是布偶,却如此自负。你有傲慢之罪。来吧,背上巨石,在我觉得足够之前都不能放下。”
我一开始还以为大概用不了一个小时就能解脱。
但是,这里似乎并不是那么仁慈的地方。我也明白。
因为我已经死了。
死了的我想要复活,所以绝不会轻轻松松地就让我通过。
“呜溜。我明白了。我会坚持到魔鬼先生觉得足够的时候的。”
我得到了一块跟我的大小相称的巨石……不,是石块。
要是背上这种东西,会被泥土弄脏的……。
但是,为了真里亚,我必须尽快回去。

我背起了这块大石头,……跟众多死者一起,不停地不停地,绕着炼狱山的第一层行走。
……我真的是为了真里亚才必须回去吗。
其实不是这样。
是我想回到真里亚那儿去。
“惹魔鬼先生生气了呢……。……加油吧……。”
一天又一天,……没有休止,我背着石头,一直绕着圈……。
“樱太郎,你很努力。你的傲慢之罪已经赎清了。”
“魔鬼先生,非常感谢。我可以去上面一层了吗?”
“嗯。”
“太好了,樱太郎。来吧,我们继续往上走。”
瓦尔基莉亚一直等着我的试炼结束。
在两年的时间之中一直等着。
我身上沾的泥土几乎用水洗都洗不干净,……不再是[x]的狮子布偶,而变成了茶色的小熊。
“真里亚不会因为我身上弄脏了就讨厌我的。走吧,往上走。”

“这里是第二层。在这里嫉妒者必须缝上眼皮不停行进。”
我又被魔鬼先生叫住了。
“你一直都在嫉妒真里亚与其母的关系吧。在你赎清此罪之前,不允许你向上攀登。”
……也许确实是这样。
温柔的妈妈跟真里亚一起很开心地看电视时,我虽然待在真里亚膝上,真里亚却只顾着跟妈妈说话,确实不能说我一次都没有嫉妒过。
“……呜溜。这也是我的罪过。……我会努力通过这里的试炼。”


  “嗯?因为你是布偶,所以没有眼皮。那么这么办吧。把你双眼的黑布撕下来吧。”“……啊…,”真里亚曾经说过我的眼睛很可爱,现在被她夸奖过的这双眼睛,……一瞬间就被扯掉了。里面的棉花几乎就要从留下的洞里面漏出来了。

棉花是很重要的。要是没有这个,我就不是软绵绵的,就不能哄真里亚开心了。
紧紧地紧紧地,我用两只手按住,……跌跌撞撞地,趴在岩石上往前挪,开始进行新的试炼。
第二层的试炼也花了两年。
“你坚持住了。你的嫉妒之罪赎清了。来,把你的眼睛还给你。”
魔鬼先生把扯掉的眼睛的黑布还给我,一针一针帮我缝上去了。
……缝得有点糟糕。我的脸似乎变得很奇怪了。
而且,因为一直爬来爬去,肚子的白布变得漆黑,几乎就要磨破了。
但是,我会努力的。
我绝对要回到真里亚那儿去。呜溜。


“这里是第三层。赎清愤怒之罪的地方。”
    “你身为区区的布偶,却为真里亚和楼座*之间的关系而愤怒吧。在你赎清此罪之前,不允许你向上攀登。”
    “这里是第四层。赎清怠惰之罪的地方。”
    “你同真里亚快乐地度过每一天,剥夺了她自立和成长的机会,让她陷入怠惰之中。在你赎清此罪之前,不允许你向上攀登。”
    这些试炼,同样花费了漫长的岁月……。
    在第三层,被迫一直一直在浓烟中,一边猛烈咳嗽,一边祈祷。
    因为长时间被烟熏,所以全身都是烟味。
    烟味已经去不掉了。
    ……因为真里亚很讨厌香烟的味道,所以有点伤心。
    在第四层,被迫一直一直绕着山转着圈不停地跑。
    因为魔鬼先生一边发出可怕的叫声一边紧追不舍,实在是非常非常可怕。
    遍地的岩石把布刮破,棉花被扯出来。
    被告知这里的罪已经赎清的时候,我才发现,不知道什么时候,我的右手已经破损不堪了。

“这里是第五层。赎清贪婪之罪的地方。”
“……我总是希望,真里亚能够,……比谁都爱我,而且一直都爱我。……这也许就是我的贪婪之罪。”
“嗯,你似乎知道嘛。在这里你要伏在地上,忏悔这一罪过。”
“这里是第六层。赎清暴食之罪的地方。”
“呜溜。真里亚一个人看家的晚上,我总是叫她举行零食聚会。虽然我知道睡之前是不能吃零食的。……我想这就是我的暴食之罪。”
“嗯,你似乎知道嘛。在这里你要在食物面前,忏悔这一罪过。”
因为可以不用动弹,所以好像比这之前的试炼都要简单。
但是,炼狱山也有日夜更替。
也会刮风,也会下雨,也会下雪。甚至有时候还会下起沸腾的硫磺雨。
在我忏悔的这些年里,我变得越来越破破烂烂。
经过风吹雨打,我变得漆黑,……不像是布偶,倒更像是抹布了。
现在就算蹭我的脸,感觉也肯定不是像柔软的毛巾了。
  肯定是像拧干了之后又晾得干巴巴的抹布一样的感觉了。
  被雨淋湿,又在太阳下暴晒,在交替往复之间,我的左手和双腿都破了,鬃毛也弄脏了、掉了,……如果我不说自己是狮子的话,谁都看不出来。

到达了最后的第七层,这场试炼终于结束了。
在瓦尔基莉亚的引导下,我从开始攀登这座山开始,已经度过了十余年的时间。
已经,……没有人看得出我是狮子了。
连布都不是,……只不过是一堆颜色像煤炭一样的棉花屑而已。
虽然通过了所有的试炼,……我却非常伤心。
因为我觉得,这个样子的话,真里亚已经认不出我了。
……我是妈妈亲手做的,世界上仅此一个的布偶。
所以可以把我修好的,全世界只有妈妈一个人。
而且,一开始我就知道。把我做出来的是妈妈,……把我弄坏的也是妈妈。
妈妈大概不会把我修好了吧。
虽然我赎清了所有的罪,……但是,已经不能再作为樱太郎回到真里亚那儿去了。
“樱太郎,你真的非常努力。你没有选择去往天国,所以作为补偿,特别得到了允许,可以用贝阿朵莉切的魔法让你在人类的世界复活。”
“我只不过是这么破破烂烂的一堆脏棉絮。……这样的我,真的是樱太郎吗。……真里亚真的会知道,我是樱太郎吗。”
“……没有人知道,她究竟会不会承认你是樱太郎。……如果害怕知道结果的话,你也可以选择升上天堂哦。”
“……………………。”
樱太郎对于最后的选择感到有些迷惘。
现在的自己甚至连布偶都不是。只是拳头大小的一堆脏棉花。
即使以这个样子回到真里亚面前,……她也不可能会知道我是樱太郎。
“你选哪边。天堂也好,人间也好,你都可以选择。”
“呜溜…。我的答案早就已经决定了。”
“真里亚也许不会知道你就是樱太郎的哦…?”
“问题不在真里亚会不会知道我是我。只是因为我想待在真里亚身边。……就算她觉得我是一团脏棉花也没关系。”
“我明白了。那么就将你,托付给贝阿朵莉切的魔法吧。”
“到六轩岛的贝阿朵莉切那里去…?”
“不是。在你接受试炼期间,已经有另一个人继承了贝阿朵莉切的名号。你将在那个人那里复活。……借着,由无限的魔法产生的奇迹。”

樱太郎缓缓醒来。
这里充斥着灰尘的味道,……是床上用品店吗。
既不是真里亚的房间,也不是贝阿朵莉切的宅邸。
可以听见有人说话的声音。可以听见有人从木楼梯上下来的声音。
是谁呢。会知道我是樱太郎吗。
还有,……会把我带到真里亚那里去吗。
我夹在众多布偶中间,陷入沉睡……。
<完>

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